原子力関連技術支援事業

原子力施設・設備の運転管理

原子力施設・設備は常に安全な状態で、技術開発が進められています。当社は、これらの施設・設備の運転管理や定期点検等の技術支援を行っております。

原子力施設では、さまざまな形態の放射性廃棄物が発生します。当社は、これらの形態に応じて、廃棄物中の放射性物質量の測定及び処理、運搬、貯蔵管理を行っています。

原子力施設では、一般公衆への放射線の影響監視や、施設内で働く作業員の被ばく管理など放射線管理を行っています。当社では、施設内の放射線管理における技術支援を行っています。

高速実験炉「常陽」では、高速炉用の燃料・材料の技術開発のための照射試験が行われています。当社は、炉心材料、構造材料の放射化や組織変化、燃料の組織変化等の試験分析における技術支援を行っています。

原子力施設では、臨界管理や核物質防護のため、取り扱う核物質の計量管理を行っています。当社は、核物質量を測定する非破壊測定や、臨界計量管理の支援を行っています。また、ＭＯＸ燃料の健全性や施設の臨界遮蔽など解析・評価の技術支援を行っています。

原子力施設では、核燃料物質等を封じ込めるために使用するグローブボックス等さまざまな設備があります。当社では、これら設備の仕様に合わせた設備の設計・製作・据付を行っています。

当社では、原子力施設で使用されている各種設備・機器の点検・整備を行っています。

原子力施設では、設備の更新または老朽化により廃止措置が必要となっています。当社では、放射性物質等が付着した設備・機器を安全に解体し、撤去しています。